【目的別】サウナの入り方を徹底解説

サウナ豆知識

一言でサウナに入ると言っても、「仕事の疲れを取るため」「健康づくりのため」「美容のため」「ダイエットのため」など目的は人によって様々です。目的に合わせたサウナの入り方をすることでよりすばらしい効果を得ることができます。
今回は、目的別にサウナの入り方をご紹介していきます。

目的別サウナの利用法

サウナは70度~100度の熱気浴で、湿度は10∼15%と低いので、自分の健康状態に合わない入り方をしてしまうと逆に体に悪いことにもなりかねません。体力に自信がない人や、心臓の弱い人が無理に高温サウナに12分入ったりするとサウナ室の中で倒れる危険性があります。サウナに入る目的や自分の体力を自覚して無理のない入り方をすることで、サウナの効果を最大限に高めることができます。
サウナの目的別の入り方には、次のようなものがあげられます。

①疲労回復浴

仕事やスポーツなどによる肉体疲労の回復には、高温サウナに入るのがオススメです。高温サウナで大量の汗をかくことで、疲労の原因である乳酸などの疲労物質が排泄されて疲労回復に役立ちます。
90度前後のサウナに6分~12分入るとかなりの量の汗をかくことができます。その後、水風呂に30秒~2分ほど入り、イスなどに座って15分ほど休憩すると全身がスッキリとするでしょう。疲労を溜めないためにも無理のない範囲で高温サウナで汗をかき、疲労物質を外に出していきましょう。

②肥満改善浴

肥満減量のためにはサウナで十分に汗を出しきる反復浴がオススメです。皮下脂肪は熱を伝えにくく肥った人はなかなか汗が出にくいものですが、いったん汗が出ると、それに続いてどんどん汗が出るようになります。皮膚の汗が気化するときには、カロリーも消費しますし、汗を出すことでその分体重も減ります。なので、減量が目的の場合は、繰り返しサウナに入ることでよく汗を出す入り方がよいでしょう。
①の疲労回復と同じような流れでサウナに入るのもいいですし、発汗量を増やすために「サウナ→水風呂」を何回か繰り返して休憩するのもよしです。脱水にならないために水分補給は忘れないようにしましょう。ただ、体重が減るのは一時的なものですので、日々の適度な運動と食事に気をつけながらサウナを組み合わせて代謝をよくしていくのが大事です。

③美容浴

サウナに入ると、皮膚血管が収縮した後に、体温の上昇に伴って血管が拡がります。血管調節の働きをよくして、皮膚の生理機能を活発にしていくことで美肌につながります。女性だと高温サウナが苦手な人もいるかと思います。苦手な方は、低温サウナ(40~60度)でゆっくりと時間をかけて入り、汗をかくことで毛穴に詰まった汚れなどを排出し、全身が綺麗になっていくでしょう。ただ、サウナは乾燥がつきものではあるので、ドライサウナなどに入る場合は、サウナハットで髪の毛の乾燥を防いだり、入浴後の保湿は忘れないようにしましょう。サウナ入ったことない方は、ミストサウナのような湿度が高く温度も高すぎないサウナにゆっくり10分ほど入ることから始めてみるのが良いかと思います。

④リフレッシュ浴

仕事や学校が忙しくてストレスが消えない人も多いかと思います。日々の忙しさを忘れるにはサウナはとてもいい環境です。高温サウナに入った後に水風呂に入る交代浴を行うことで皮膚を刺激し、中枢神経の興奮が高められます。神経による身体機能の調整が促進されるのでストレス解消につながります。自分にあった温度のサウナで「もう出たい!」と思うまで入った後に、水風呂に飛び込み、空を眺めながらぼーっとすることでだいぶスッキリとしてくるはずです。
デジタルデトックスにもなりますし「何もしない時間」を堪能できるので、疲労回復に加えて脳をリフレッシュすることができます。

⑤不眠症改善浴

低温サウナ(40度~60度)にゆっくり入ると、鎮静作用が働いて、活発的なリズムから徐々に休息のリズムに移行しやすく快適な睡眠に役立てることができます。無理に水風呂などに入る必要はなく、低温サウナでじっくりと汗をかいて、ゆっくり休憩するだけでも全身を落ち着けることができます。サウナ入ることで不眠症が完全に治るわけではないですが、リラックス効果はあるので、自分が心地よいと思う温度でまったりとサウナに入ってみるのもアリだと思います。

~おわりに~

今回は目的別のサウナの入り方についてご紹介しました。自分の目的に合わせた入り方をすることで気持ちよくサウナを楽しむことができるのでぜひ試してみてください。サウナは施設ごとに温度や湿度が変わってきますので、同じような入り方をしていても施設によって体感が全く異なるのはよくあることです。自分に合った施設や入り方を色々と試してみるのも楽しいかと思います。サウナの具体的な入り方をもっと知りたいという人は、他の記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。今回紹介した美容浴と相性の良い「塩サウナ」についても他の記事で紹介しているのでぜひ読んでお肌ツルツルになってください。よきサウナライフを~

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