サウナブームで「ととのう」という言葉をよく聞く方も多いかと思います。「サウナ興味あるけど、実際どうなの?」「具体的にサウナ入ると何がいいの?」「サウナ行くと痩せるの?」と思っている人も多いはず。
今回はサウナ入ることでどんな効果が期待されるのかを詳しくご紹介します。サウナ気になっていたけどまだ行ったことない人はぜひ参考にしてみてください。
そもそもサウナとは?
サウナはそもそも太陽の恩恵が少ないフィンランドで生まれたものとされています。厳しい寒さの中で労働の疲れを癒すために誕生した「自然健康法」がサウナです。その歴史は2000年にも及ぶと言われています。一般的に日本で言われているサウナはフィンランド式の「ドライサウナ」のことを指します。
70度〜100度の高温状態に保たれたサウナ室に入り汗を流し、熱々になった体を水風呂で一気に冷やして、休憩する。これが基本的なサウナの流れになります。「サウナ→水風呂→休憩」を順番に繰り返すことで「休憩」の時に脳内がぐるぐる回りだしてなんとも言えない恍惚感を味わうことができます。これがいわゆる「ととのう」状態です。
サウナでの効果とは?
「サウナに行くと体調が良くなる」「ダイエット効果になる」「精神的な疲れも取れる」って聞くけど実際どうなの?という人に向けて、サウナによって得られる身体的・精神的効果についてご紹介します。
①疲労回復
スポーツの疲れや仕事頑張った疲れなどの肉体疲労の回復にサウナはとても効果的です。高温サウナに入ることで、疲労部位と非疲労部位の差がなくなり疲労感を軽減することができます。しばらく入っていると疲労物質である乳酸が排泄されて疲労回復につながります。
疲れた後に、わざわざ高温の空間で汗を流すのって逆に疲れそうと疑問に感じる方もいると思いますが、疲労の原因となる物質を排泄してくれるので、サウナ入ることで次の日への疲れの残り具合が大きく変わってきます。明日の自分への投資と思って少しの時間だけもサウナに入って効果を体感してみてください。
②血流が良くなる
サウナに入るとまずは血管が収縮します。それから体温上昇に伴って血管が広がり、血液循環がよくなります。血液循環がよくなると全身の組織に酸素・栄養などを届けてくれるので体を正常な状態に保ってくれる効果が期待できます。サウナに入ることで代謝が高まり、冷え性・むくみ・肩こりの改善、病気の予防にもなります。
③快眠効果
サウナに入ると大量の汗をかくのに加えて、血行も良くなるので落ち着いた状態で就寝することができます。低温サウナに入ると鎮静作用が働き、活動的な状態から徐々に体が休息モードに切り替わります。仕事のストレスや日々の忙しさで寝つきが悪くなっている人は、ゆっくりサウナに入って何も考えない時間を作ってみるといいかもしれません。
④リラックス効果
様々なストレスを抱えながら職場や仕事で常に頑張り続けている人も多いかと思います。サウナ中は「何も考えない時間」が多いので、日々の忙しさから解放され落ち着いた時間を過ごすことができます。汗を大量にかいた後の爽快感や高温サウナでの皮膚への刺激による中枢神経の興奮を高める作用などは、ストレス解消につながります。
サウナであれば短時間かつ安いコストで心と体のケアを一気にできるので、ストレス解消うまくできていない人はサウナ行くのがオススメです。
⑤ダイエット効果
皮下脂肪は熱を伝えにくいので、肥った人はなかなか汗が出にくいですが、サウナに入ることで一時的に汗を大量にかくことができます。よく汗をかけばその分体重も減りますが、残念ながらそれは一時的な減量なので「サウナ行く=ダイエット」に直結しにくいです。ただ、サウナに行くことで全身の代謝が良くなり汗をかきやすい体質に変化していきますので、日常の運動や食事の取り方などを工夫するなど運動・食事・サウナをうまく組み合わせることで効果が出てきます。
~おわりに~
今回は、サウナに入ることでの効果についてご紹介しました。サウナ入ることで得られる効果を読んでみて、サウナ行ってみたいかもと思ってくれたら嬉しいです。
サウナ行ってみたいけど、初めて行くのは緊張する、どうやって入っていいか分からないなどの不安がある人もいるかと思います。サウナの入り方についても詳しく説明しているのでぜひこちらの記事も参考にしてみてください。よきサウナライフを~
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